データがすごくて個人の満足が上がるのは間違い無いけど、人類としてそれは幸せなの?
これはずっと前から思っていたことです。大学三年生ぐらいのときかな、イーライパリサーさんの「閉じこもるインターネット」という本を読みました。
インターネット空間全体が個人にとってパーソナライズされて、どんどん個人の世界が狭くなっていくというものです。
確かに、パーソナライズされた情報は自分が喜ぶ情報だし、嬉しいんだけどもっといろんな選択肢を知り、いろんな広い世界を知りたい。
デバイスが小さくなるにつれ、見せる選択肢の数の制約は厳しくなっていって、より個人に最適化することが重要になる。理解はできるけど、そんな世の中でいいのかな?
最近のサービスはもれなくそういう方向に進んでいるし、自分の会社もそう。うーん...
こういうことを言って、わかってくれる人もいるけど、同意してくれないことの方が多いです。僕の考え方は古いんでしょうか。
と言いつつAmazonが勧めてくる商品をポチっとしてしまったりする自分に、悲しくなります。。