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映画『ソーシャルネットワーク』から学んだこと

 しばらく前まで勉強に少し疲れ、勉強することが億劫になっていた。そこで、かっこいいエンジニアの姿に触れて勉強へのモチベーションを上げようと思い、『ソーシャルネットワーク』をあるエンジニアが勧めていたのを思い出し観てみることにした。AmazonPrimeになかったのでメルカリで400円ぐらいでDVDを購入した。

 『ソーシャルネットワーク』はマーク・ザッカーバーグを中心とした、Facebook創設の物語である。今やオキュラスやインスタグラムを買収しSNSの枠を超えたものすごい企業になったFacebookだが、5年ぐらい前の映画ということもあり、映画で描かれているのはまだ初期の頃だ。

 結論から言うと、この映画を見てエンジニアになることへのモチベーションはめちゃくちゃ上がった。とにかくジェシー・アイゼンバーグが扮するザッカーバーグがかっこよかった。物語ではザッカーバーグが抱えた訴訟と失った友人など暗い面も多いのだが、そこも含めて学んだことが多くモチベーションになった。ちなみにザッカーバーグ本人はこの映画を観て、事実と違う部分が多いと言っているので映画としてはフィクションとしてみるべきだが、それでも学ぶことは多い。

 学んだことは、スピードが大事、やった者勝ち、ということだ。

映画では、ザッカーバーグはボート部の双子からハーバード大学の友達名簿を作る手伝いをしてくれないかと頼まれる。ザッカーバーグのエンジニアとしての腕があることが広まったからだ。もともとFacebookのプロフィールをインターネット上で公開するというアイディアはボート部の双子のものだったということだ。ザッカーバーグは双子の申し出を了承して協力することにしたように見えたが、ザッカーバーグは双子からの連絡を無視し続け、ついにはthe Facebook(当時)を自分でリリースしてしまう。アイディアを盗用されたと思った双子はザッカーバーグに対して訴訟を起こすことになる。

 

 訴訟の場で、ザッカーバーグは双子に対して次のようなことを言う。「盗用というなら君たちはFacebookを作れたのか?作れないだろう?」アイディアは持っているだけではだめで、スピード感もって形に移さないとダメなんだなと思った。確かに映画だけ見ればザッカーバーグがやったことは盗用に見えるが、それを高いクオリティでリリースしユーザーから評価を得られればそれで勝ちだ。あとから盗用だ!と喚いても、その力があるなら自分でやりなさいということだ。理不尽なように思えるが、実際やった者勝ち、勝った者が正義の世の中だと思うので、今自分が持っているアイディアもスピード感持って形にしていこうと思った。