イスタンブール行きたい

たまに書きたくなります

「とりあえず今大学を卒業する前にやりたいと思っていること宣言」の達成度

はい、ずっとサボってました。一年以上ぶりの更新です。なんか急に文章書きたい欲が高まってて。

最後の記事がスペインで10万取られた話とは...

 

 

ずっと前だけど、以前「とりあえず今大学を卒業する前にやりたいと思っていること宣言」という記事で書いた、学生のうちにやりたかったことが達成できたのかおさらいします。もう社会人2年目ですけどね。

 

① 卒論を終わらせる

終わらせました!ちゃんとゼミ卒業しました!

クオリティは個人的にはひどかったと思ったんだけど、思いの外教授に褒められてしまいちょっと困った。

国際政治系のゼミで、論文とか書籍とか色々じっくり読むのだるかったんでどっかから適当に数字のデータ持ってきて、回帰分析してそれっぽい分析をしてすごいことしてる風を装ってましたね。内容は「サイバー攻撃能力と通常戦争における抑止力には相関があるか」というものだったけど、まあ普通にデータが少なくて「よくわからんがまああるっぽい」みたいな結論を書いた気がします。ひどいですね。

 

まあ、文系の学問はすごく好きだし自分のルーツは間違いなくそこで、文系廃止論には断固反対ですけど、なかなか数字ではっきりと結論出せないことが多かったりするのがやっぱりちょっとあれですよね。現象の解釈とかどうとでも取れるし。理系的な思考も文系的な素養も両方必要なんだと思います。

 

② 今作ってるWebアプリをある程度完成させ、世に出して周りの人に使ってもらう

これは、作りました。この記事でも書いた通り。ただ、作ることと運営することは全然違いますね。なかなか人に使ってもらえず、ユーザー数も30人ぐらい止まりでしたね。まあ今見るとクオリティもあれだし実用に耐えるレベルではないですが。

ちょうど今もサービスの構想があって作ろうとしているのですが、今度はそれなりにスケールさせたいな。

 

③ しっかり練習してピアノの卒演に出る

残念、出れませんでした。引っ越してしばらくピアノがなかったんで練習もできなかったんで、断念しましたね。その代わり社会人一年目の秋ぐらいに電子ピアノを買って社内の音楽会に出てピアノを弾いたのですが、電子ピアノとグランドピアノの感覚違いすぎてしにました。なめてましたね。

 

④ 引っ越し

引っ越した!今代々木公園の近くに住んでます。立地にも部屋にも満足です。

 

⑤ 旅行

こちらにも書いた通り、グラナダで10万持ってかれたのもいい思い出!たまたまその時バルセロナにいたゼミの女の子の友達二人に助けられ、モロッコへ渡って旅行を継続できました。頭が上がりません。

そのあとは卒業前に伊勢志摩に行って、社会人になってからはラオスに行きましたね。こないだのGWには南紀に行ってきました。次はヨルダンかイランかマルタに行きたいです。

 

⑥ POPダンス

これはねーまあやったに入るんですかね。。新人歓迎会の自己紹介で音楽に合わせて披露しようと思ったのですが、当日になって音声が出ないということが判明して。仕方なく、音楽なしで、普通の自己紹介をしながら踊るという手に出たところ、これが思いの外すごく受けて、新人歓迎会の主役の座はいただきましたね完全に。

 

ダンスはまあ好きで、一応ダンススクールに所属してるんですけど、行くのもそれなりにエネルギーかかるので最近全然行けてない。。お金も勿体無いし運動もしないとだし、行かないとなあ。

 

⑦ ダンスと関連して、筋トレ

全然やってないです。はい次

 

⑧ 読書とか映画とか

意識してこれらの時間は取ってたし、今も取ってますね。てか好きだから取っちゃうんだけど。そもそも読書とか映画とかの時間なかったらあんま生きてる意味ないです。

僕のFilmarksのアカウントはこちらです。

最近は海外ドラマもよく見てて、「Vikings」とか「Game of Thrones」とか好きです。

海外はドラマも映画みたいですごいですよね。。

 

 

と、まあ大学卒業する前にやりたかったことはまあ達成できた気がする。

スペイン・グラナダでアラビック天才手品スリ野郎に10万か11万円ぐらい盗られた話

今旅行でスペインに来ているのだが、グラナダの街中で見事なスリに遭った。

時間は19時を回ったところだった。私はその日アルハンブラ宮殿の当日券を買うために朝5時に起きており、眠たかったので食事を済ませてホテルに帰る途中だった。

けっこう大きな通りで、人通りも多いところだった。

三人組の親子の、父親に声をかけられた、というか肩をつかまれた。その父親は、

映画「きっとうまくいく」の大学図書館の司書をもっと黒くした感じのやつで、母親は

ふつうのどこにでもいそうなムスリムの人で、、あと一人は10歳ぐらいの無垢な感じの娘だった。

そのお父さん、とても感じの良い人だった。

以下会話になる。

父「このへんにマクドナルドない?」

私「うーんないよ」

父「そうか。ところで今来たばっかりなんだ。私はドバイ出身でね。君はここに住んでるの?」

私「いえ、旅行者です。昨日来ました。」

父「どこ出身?」

私「日本です」

父「オー私は日本に二回行ったことがあるよ」

(ここで握手してくる)

私「そうなんですね!」

父「ここでは何の通貨が使われてるんだ?このドルは使えるのか?」

(と言って自分の財布を開いてドルを見せてくる)

私「いや使えないよ。」

父「そうか。ではなんの通貨が使われてるんだ」

私「ユーロです。」

父「どんなやつだ?ちょっと見せてくれ」

(私、ユーロの入った財布から20ユーロ札を取り出して札を見せる)

父「おーなるほど。"タジャン"は持ってるか?"

(タジャンってなんや)

私「タジャンってなんですか」

母「タジャンよ、タジャン」

(タジャン?)

(父、ここで私の財布の中に手突っ込んでタジャンタジャンと言いながら何か探してるふうな感じを出し、中に入ってる札とかレシートとか全部取り出してくる。その財布のなかには、総額40ユーロ程度しか入っていなかった。)

(父、財布の中身を戻して来る)

父「日本円はもってないのか?娘に勉強のため見せたいんだ」

私「うん、ある」

(私、カバンを空けてもう一つの財布を取り出し、千円札を取り出して見せる。こちらの財布に、13万か14万円ぐらい入っていた。)

父「タジャンは?」

(なんだよタジャンって)

(父、私の財布の中身の札を全部取り出す)

私「タジャンってなに」

父「タジャンタジャン」

母「タジャンよタジャン」

父「娘に小銭をあげてやってくれよ」

(私、財布から10円玉を取り出し、娘に渡す)

(父、札を財布に戻してくる)

父「よかったな娘!ありがとう!財布はカバンの中に戻しておけよ!」

(父、握手してくる)

私「バイバイ」

....5秒後。(え、待って今のおかしいでしょ)

(私財布を確認する。14万円ぐらい入っていた財布の中身は、3万3千円しか入っていなかった)

私「...funck!!」

(私、振り向き追いかけるも姿が見当たらず。完全にしてやられた。)

というのが会話の流れ。文字に起こすと、なんでこんなのに騙されたんだ馬鹿かこいつ感が半端ないが、

彼らは本当にうまかった。まさしくプロだったと思う。

あとから考えれば突っ込みどころはいくつもある。

なんでここで使われてる通貨知らないのにここまで来れてるんだよ、とかなんでそんなに金見たがるんだよ、とかなんでそんなごっそり紙幣抜いてくるんだよ、とかタジャンってなんだよ、とか。

冷静に考えればその場で変だなってすぐ思えそうなものだが、なぜか思わなかった。

私は海外では警戒心が強く、また理屈っぽいので奇妙な詭弁には騙されにくい自信はあった。

が、やられた。日本円を見せるとき、1000円札1枚だけを取り出したところまでは警戒心はわずかながらあった。

が、父がごっそり財布から抜いてくるのを止めようとしなかった。

なんでこうもあっさり騙されたのか。以下、自分なりに分析してみた。

①ただ声をかけるのではなく、肩を掴んでくるという手法。

おそらくただ声をかけられただけでは、私は無視していたかもしれない。

だが、肩を触る、という行為によって私の予定調和を崩すことによって相手のペースに持ち込まれ、、またスキンシップによって相手に対する親しみをかすかに抱かされたように思う。

②父がめっちゃ感じ良さそうな人だった。そのわりに、母親と娘が普通すぎた。

父は本当に朗らかでいい人オーラが半端なかった。なぜかこの人ともっと話したい、と思わせるような人が一定数いると思うが、こいつはまさしくそれだった。仮にこの父親を胡散臭いと感じる人がいたとしても、母と娘のあまりにも普通な感じがその胡散臭さを完全に打ち消していた。母はよくイメージされるムスリムの女性で、娘も無垢な顔をしていた。まさかこんな人通りが多い場所で、こんなふつうな妻や娘を持つ人が怪しいはずがない、と無意識のうちに感じさせるものであった。

③「マクドナルドある?」というまったく脈絡のない関係のない話題を最初に振り、私の出身を聞いて「2回いったことあるよ!」と言ってくる

ここでまず、私は来たばかりで何も知らない、ということをしっかりとアピールし、そしてさらに日本行ったことあるよという言葉で親しみを一層持たせる。海外において一人旅をしていると、日本人の同胞や日本に行ったことがあったり日本を好きだったりする、という人に対して強い好感を持つはず。その心理を見事についていた。一人の日本人観光客であるということを見抜いたうえで私を選んでカモにしたのだろう。グラナダのその通りはけっこうな繁華街で、地元の人が多い感じで東洋人は目立っていたかもしれない。こちらからすればアウェイな環境であるのは自明だった。

ここの通貨はユーロだってことをなぜ知らないのかってことをそのときに疑問に思えなかった自分が不思議だが、それだけ彼の演技と雰囲気を作る能力が素晴らしく長けていたのだと思う。

④"タジャン"というよくわからない単語を使って、認知的不協和を引き起こさせ自分のペースにする

"タジャン"なんて言葉があるのか知らないが、受験のため一通りよく使われるような単語を頭に叩き込んだ私でも聞いたことがない単語だった。アラビア語なのか、それとも造語なのかもしれない。このとき、私もタジャンとは何か、という妙な好奇心を持ってしまっていた。それで、"タジャン"を探す風を装って、札を全て引き抜いてくるのを止めることができなかった。同時に、今まで黙っていた母がここで「タジャンよタジャン」と、まるで「そんな言葉も知らないの?」というような口調で言ってきた。

私は語学には自信がないため、ここで羞恥心というか気が小さくさせられてしまったように思う。結果としてこれは相手のテクニックのなかでも最も効果的だったものの1つだったと思う。

⑤いったんユーロが入った財布を返してきてから、日本円も見たいと言ってきた

これは単純にユーロが入っていた財布に3枚ぐらいしか紙幣が入っておらず、ここからすったらすぐばれると思ったのか、それともまだ別に財布を隠しているという確信があったのかも分からないのだが、ユーロが入った財布はたしかに無傷で返ってきたので、日本円が入っている財布をカバンから取り出すハードルも下げられていた。

⑥「子供の勉強のために、小銭をあげてくれ」の一言で目をそらさせる

正直、これを言う前に札を戻してきたか言ったあとに戻してきたか覚えていない。私は父が抜いていた札を注視していたつもりだったが、うまく目をそらされたかもしれない。

⑦単純に手がめちゃくちゃ器用

マジシャンは観客との距離がめっちゃ近いにも関わらずトランプをすり替えたり袖に隠したりを違和感なく行うことができるが、この父にもそれができていた。

⑧最後に、財布ちゃんとカバンにしまいなね、と言い、すぐ握手する

気をつけなよ的な感じを出しつつその場で確認することを阻む。さらに間髪入れず握手をすることで、財布を確認しようという思考を閉じ相手の手をふさぐことによって財布をその場で確認することを物理的にできなくする。

結論としては、彼らはターゲティングが非常に的確で、自分たちの手法に最もはまりやすそうなやつをカモして選んでいたと思う。

(1)観光客であり、かつ一人 = アウェイな状況

(2)語学がうまくなさそう 日本人 = アウェイな状況

(3)気が強くなさそう いい人そう

がたぶん彼らのターゲットの条件。

最も相手の心の隙間に付け入ることができるタイプがこれだ。

アウェイの状況で、相手を安心させるのだ。

そして、相手に認知的不協和を引き起こさせ、ペースを自分のものにする。人は、認知的不協和を起こすと、冷静な判断、冷静な思考ができなくなる。

つまり、流れとしては

アウェイな状況→安心供与→認知的不協和→ペースを完全にものにする

が勝ちパターンだ。

今回10万円か11万円という高い授業料を払ったが、得るものはあった。どんなときにどんな相手をどんな状況なら自分のペースに持ち込みコントロールすることができるのか。非常に勉強になった。また、(10万は高すぎるが)マジックショーとしてもまあ少しお金をあげてもいいかなと思えるものではあった。

もちろん自分は窃盗などしないが、この心理コントロールスキルをものにできれば、活かせる範囲はかなり広いと思った。ビジネス上の交渉や、異性を誘ったりなど、使える機会は多くあると思う。難しい高等なテクニックだと思うが、自分も見習いたいと思った。

10万円の現金を失い、まだ残り2週間ある旅程を完了することはかなり難しくなると思われた。私のVISAカードはなぜか止められており(大金を海外から引き出そうとしたからっぽい、と銀行の姉さんは言ってた)、そもそも持っている2枚のクレカは海外キャッシング対応しておらず、非常に困ったが、ゼミの同期の友人が連絡をくれ、助けをお借りすることになった。本当にその友人たちには感謝してもしきれない。一人旅は全部自分で決めて行動するから、一生忘れないものだと思うし、この恩も一生忘れないと思う。本当に素晴らしい同期を持てて幸せだと思った。私も、困っている人がいたら、躊躇せず助けの手を差し伸べられるような人間になりたいと思った。

まだ旅程が二週間残っているが、恩を忘れず、今回のこともポジティブに捉え旅行を楽しみたいと思う。

おすすめの本を共有するwebサービスを作りました。

10月ぐらいから4か月近くかけて開発していた、おすすめの本を共有するwebサービスが完成しました。

https://sophiliar.herokuapp.com/

Sophiliarという名前で、Sophiaラテン語で本棚を意味するforuliから名前を取っています。

もともと読書が好きで、自分の友達や尊敬する人が薦めてる本を知って読書の幅を広げたいと常々思っていて、あまりそういうサービスが見当たらなかったので、じゃあ自分で作ろうって思って作りました。

ITの世界で技術者としてやっていこうと決意し勉強を始めてちょうど一年ぐらいがたちました。最初の半年ぐらいはインプットしなければならないことが多く、断片的な知識はつけてもそれが結びつかなかったり、単純にあまり楽しくなかったのだけれど、いろいろな知識が結びついて自分のつくりたいものを作れるイメージができてからはとても楽しく、この道を選んでよかったと思っています。

入社する前に一つ自信になったのでよかったです。

とりあえず今大学を卒業する前にやりたいと思っていること宣言

久しぶりの更新です。

最近時間の流れが速すぎて、もう2016年最後の月になったなんて信じらんない。

このままじゃあっという間に就職...やりたいこといろいろ出てきて就職1年くらい遅らせたいと思っているのだけれど、

そうも言ってられない。

でもやりたいこと多いわりに体が動かないから、しっかしここでやりたいことを整理して宣言してやってきたいと思う。

やりたいこと①:卒論を終わらせる

クオリティは求めなくてもいいかなって思ってるしぶっちゃけ書くことによって自分にプラスになることはほとんどないと思ってるんだけど、

ゼミのみんなは好きだからゼミは辞めたくない。しっかりゼミを卒業したい。

これは12月第二週中には終わらせたいかな。

やりたいこと②:今作ってるWebアプリをある程度完成させ、世に出して周りの人に使ってもらう

これは10月くらいからやっていたんだけど、最近は卒論のため中断している。就職したらWebエンジニアになるけど、

未経験だったので自信がなかった。しっかり自分で今作ってるものを完成させて、自信をつけてから入社したい。

実は今作ってるものと同じようなサービスでしかも自分のより圧倒的にクオリティが高いのを見つけてしまってちょっと萎えてたんだけど、

まあ作って勉強することに意味があると思うので頑張ることにする。

やりたいこと③:しっかり練習してピアノの卒演に出る

ピアノのサークルにはほとんど顔出してなかったし貢献もしてなかったから出場することに後ろめたさもあるんだけど、

せっかくだししっかり練習して出たい。

アラジンのA Whole New Worldを弾くつもり。卒演は3月中旬。

やりたいこと④:引っ越し

就職先に近い新宿駅近辺に引っ越すつもり。なんとなく渋谷区民になりたいと思っているので、新宿寄りの渋谷区に住むかも。

たぶん2月後半ぐらいに引っ越す。

やりたいこと⑤:旅行

1月末から2月中旬までスペインとモロッコに行くことにし、航空券ももう取った。いつも通り一人で行くんだけど、一人で行く旅行も

「卒業旅行」に含まれるのかな?ゼミの卒業旅行も行きたいな~

やりたいこと⑥:POPダンス

入社してからすぐ、新人歓迎会で新人は一人ずつ三分の持ち時間で社員全員の前で何か芸をしなければならないらしい。

ピアノ以外なにも芸がない私はこういうのはネタに走るしかなく非常にきついのだけれど、まあネタもやりつつかっこいい芸もやりたいと思い、

まったくの初心者だけどpopダンスを練習することにした。動画とかを見ながら独学って形になるんだけど、四か月あればまあそれなりになるんじゃないかと思いたい。

やりたいこと⑦:ダンスと関連して、筋トレ

popダンスはけっこう筋肉鍛えないといけないっぽい。それに、ラグビーやってたっていうと驚かれるのもちょっと悲しいので、

入社前に体鍛えときたい。

やりたいこと⑧:読書とか映画とか

入社したらたぶん技術本しか読まなくなる。その前に、文系としての持ち味である教養とか、そういったものを少しでも深めていきたい。映画も、名作とされてるものをいっぱい見ておきたい。

卒業前の時間、有意義に過ごせるよう毎日大事にします。

忘備録 Virtual BoxでホストOSとゲストOSを接続

ずっとVirtual Boxで開発していたのだ、突然開発環境が壊れてしまったので再構築しようとした。

が、数カ月ぶりの作業で、新しく開発環境を構築してホストとのネットワークを接続するのに数日かかってしまったので忘備録としてまとめる。

Virtual Boxの設定→ネットワーク→アダプター1

 ネットワークアダプターを有効化にチェック

 割り当てはNAT

 高度→ケーブル接続にチェック

 ポートフォワーディング→ホストポートに2222、ゲストポートに22

アダプター2

 ネットワークアダプターを有効化にチェック

 高度→プロキャストモード→すべてに許可

 ケーブル接続にチェック

VM起動

/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-enp0s3を編集

TYPE="Ethernet"

BOOTPROTO="static"

DEFROUTE="yes"

PEERDNS="yes"

PEERROUTES="yes"

IPV4_FAILURE_FATAL="no"

IPV6INIT="yes"

IPV6_AUTOCONF="yes"

IPV6_DEFROUTE="yes"

IPV6_PEERDNS="yes"

IPV6_PEERROUTES="yes"

IPV6_FAILURE_FATAL="no"

NAME="enp0s3"

UUID="8798c006-c087-4dc2-b0d3-7e4c70ca2168"

DEVICE="enp0s3"

ONBOOT="yes"

IPADDR=192.168.●.●

NETMASK=255.255.255.0

IPADDRは、

Virtual Box起動画面の

ファイル→環境設定→ネットワーク→ホストオンリーネットワーク→右のボタンから詳細へ見て確認

 

映画『ソーシャルネットワーク』から学んだこと

 しばらく前まで勉強に少し疲れ、勉強することが億劫になっていた。そこで、かっこいいエンジニアの姿に触れて勉強へのモチベーションを上げようと思い、『ソーシャルネットワーク』をあるエンジニアが勧めていたのを思い出し観てみることにした。AmazonPrimeになかったのでメルカリで400円ぐらいでDVDを購入した。

 『ソーシャルネットワーク』はマーク・ザッカーバーグを中心とした、Facebook創設の物語である。今やオキュラスやインスタグラムを買収しSNSの枠を超えたものすごい企業になったFacebookだが、5年ぐらい前の映画ということもあり、映画で描かれているのはまだ初期の頃だ。

 結論から言うと、この映画を見てエンジニアになることへのモチベーションはめちゃくちゃ上がった。とにかくジェシー・アイゼンバーグが扮するザッカーバーグがかっこよかった。物語ではザッカーバーグが抱えた訴訟と失った友人など暗い面も多いのだが、そこも含めて学んだことが多くモチベーションになった。ちなみにザッカーバーグ本人はこの映画を観て、事実と違う部分が多いと言っているので映画としてはフィクションとしてみるべきだが、それでも学ぶことは多い。

 学んだことは、スピードが大事、やった者勝ち、ということだ。

映画では、ザッカーバーグはボート部の双子からハーバード大学の友達名簿を作る手伝いをしてくれないかと頼まれる。ザッカーバーグのエンジニアとしての腕があることが広まったからだ。もともとFacebookのプロフィールをインターネット上で公開するというアイディアはボート部の双子のものだったということだ。ザッカーバーグは双子の申し出を了承して協力することにしたように見えたが、ザッカーバーグは双子からの連絡を無視し続け、ついにはthe Facebook(当時)を自分でリリースしてしまう。アイディアを盗用されたと思った双子はザッカーバーグに対して訴訟を起こすことになる。

 

 訴訟の場で、ザッカーバーグは双子に対して次のようなことを言う。「盗用というなら君たちはFacebookを作れたのか?作れないだろう?」アイディアは持っているだけではだめで、スピード感もって形に移さないとダメなんだなと思った。確かに映画だけ見ればザッカーバーグがやったことは盗用に見えるが、それを高いクオリティでリリースしユーザーから評価を得られればそれで勝ちだ。あとから盗用だ!と喚いても、その力があるなら自分でやりなさいということだ。理不尽なように思えるが、実際やった者勝ち、勝った者が正義の世の中だと思うので、今自分が持っているアイディアもスピード感持って形にしていこうと思った。

日本将棋連盟と韓国映画『弁護人』

先日、大学で韓国映画『弁護人』の上映会があった。

『弁護人』はソン・ガンホ主演の数年前韓国で公開された映画で、韓国で1000万人もの観客を動員したり賞を多数受賞したりするなど、かなりヒットしたらしい。日本では今年の11月から公開される。

韓国映画といえば今まで『グエムル 漢江の怪物』しか見たことがなかったので(これもソン・ガンホ主演)韓国映画がどういうものかよくわからずあまり期待していなかったのだが、見ていておもしろかった。

この映画は、韓国の元大統領、廬武鉉の若いころの弁護士時代を描いたものだ。

公開前の映画なのでものすごく簡単にストーリーを説明すると、

無学な状態から法律を必死で勉強して税務系の弁護士に成りあがって荒稼ぎしていた弁護士が、ある事件をきっかけとして人権に目覚めるという話だ。

ある事件と言うのは、主人公が世話になっていた料理屋の大学生の息子が、E・H・カーの『歴史とは何か』などの書籍について勉強会をしていたという理由で国家保安法違反で不当に拘留され拷問を受けていたという事件だ。

主人公の若き廬武鉉はこの事件の弁護を引き受け奮闘することになる。

上映終了後のトークイベントで、翻訳者の方から、「このような事件は一昔前のことと思うか、それとも今でも他人事ではないと思うか」、というような問いかけが投げられた。

私は、外国について言えばそういった不当に罰を与えられたり拘留されたり拷問されたりなどということはむしろ珍しいものではないんだろうということは思った(政情不安定で大規模テロなどを未然に防ぐためにどうしても不当な行為も必要という場合があることも理解はする)。

北朝鮮やアフリカの後進国など非道な非民主的な国は今でもたくさんあるし、アメリカのような民主主義国でもグアンタナモアブグレイブでの拷問が問題になったことがあるし(今でも裏ではNSAやCIAは不当行為を働いているはずだ)、民主主義国だが民主的な手続きを経ずに麻薬の売人と疑わしき人間を超法規的に殺害することを奨励するフィリピンのような国もある。

ただ、日本の場合どうかというとすぐにはその問いの答えはわからなかった。

しばらく考えてみて、日本では このような非民主的なことはあまりないのではないかと思った。

が、あった。日本将棋連盟だ。

先日、棋士の三浦弘之九段に、試合中席を立ってスマホの将棋ソフトを見ているのではないかという疑惑がかかり、日本将棋連盟は三浦氏に年内のすべての試合の出場停止処分を与えた。

その処分の根拠となっているのが、

  ・複数の棋士から三浦氏は試合中に席を立つことが多く、スマホで将棋ソフトを見ているのではないかという指摘があったこと

  ・三浦氏の手と将棋ソフトの手は90%一致していた

  ・三浦氏から出場辞退の申し出があったが期日までに提出されなかった

などである。日本将棋連盟は三浦氏にヒアリングしたが、三浦氏は疑惑を否定し続けている。

だが三浦氏の年内試合出場停止はもう決まったことのようである。

とにかく、日本将棋連盟の三浦氏に対する処遇の根拠は疑惑のみであり、明確な証拠はないのだ。

その気になって調べようと思えばスマホのインストール履歴、アンインストール履歴などから不正をしていたかどうかなど簡単にわかると思うのだが…

今の時代は『弁護人』の時代とは異なり、インターネットやITデバイスが普及しており、なにか悪いことを犯した人がその痕跡を完全に消すことは難しいはずだ。

逆にいえば、拷問などせずとも疑惑があるのならばその人物の所有するデバイスを調べればクロかシロかわかることは多いはずだ。

日本将棋連盟にそれだけのことをする権限も能力もないのかもしれないが、それを提案して三浦氏に受諾させてスマホを調べたそのあとに罰を与えることだってできたはずだ(三浦氏も三浦氏で本当に不正をしていないのであればそれを提案すればいいのにと思うが)。

 

日本将棋連盟の対応は、逮捕状なしで人を逮捕し罪状を与えているに等しい。

これでは、気に入らない人物がいるから告発して蹴落とそうという動きも簡単にできてしまいそうだ。

これは1980年の韓国とあまり変わらないだろう。

今回日本将棋連盟が話題となったが、これに限らず実は疑惑の状態で罰を与える昔ながらの体質を持つ組織は日本には多くありそうだなと思った。

政治の世界や行政の世界、企業の世界もそういうものなのかもしれない。

陰謀もののドラマや映画でよく見るようなやつだ。

それに、考えてみれば、日本は刑事起訴された人が有罪になる確率は非常に高い。

痴漢の容疑をかけられた場合無実を実証するのはほとんど不可能だろう。

今はどうかわからないが、自白強要も横行していたという話はよく聞く。

今の日本社会も1980年代の韓国を他人事とは言っていられないのだなと思った。